日本には、古来から長寿のお祝いがたくさんありますね。
昔は賀寿の祝いといい、奈良時代からはじまったしきたりだそうです。
今は、満60歳の還暦からはじまり、数え70歳の古希（こき）、77歳の喜寿（きじゅ）、80歳の傘寿（さんじゅ）、88歳の米寿（べいじゅ）、90歳の卒寿（そつじゅ）、99歳の白寿（はくじゅ）があります。
でも、近頃の還暦の方は、まだまだ第一線で活躍されている方が多くて、とてもご老人とは言えませんね。ただ、これからも元気でいることを願ってのお祝いですので、内輪で集まってご都合を合わせるのも、いい記念です。その方のお誕生日や、その年のはじめのお祝いする事が多いようです。
還暦は赤いちゃんちゃんこがよく着られます。赤は魔除けの色であることから、ちゃんちゃんこや座布団など身につける赤いものを贈る習わしでした。ただ、現代では60歳はまだまだ現役、色にこだわらない、その人らしいプレゼントができると素敵ですね。
せっかくのお祝い、子どもや親戚が集まるのであれば、記念写真はなによりの贈り物です。人生がますます豊かになりますよ。